慶長14年から一度も休むことなく続いている山王祭

今年で415年目を迎え、毎年5月19日~21日に開催される酒田まつり。上下日枝神社の例大祭「山王まつり」として、1609年から一度も休むことなく続く伝統ある祭りです。見どころは20日の本祭りに開催される山車行列で、中でも縦横2m、胴体が10mという4体の巨大な獅子は圧巻!

さらに子獅子や可愛い赤ちゃん獅子なども加わり、獅子ファミリーが街を練り歩きます。無病息災の願いを込め、大獅子の口の中に子どもを入れ噛んでもらう「獅子パックン」が人気で、パックンしてもらいたい家族連れで賑わいます。

酒田市と遊佐町では、酒田まつり本祭りの5月20日を「ふるさと休日」とし、両市町の小中学校、企業が、休業日や有給休暇の取得を推進。20日はあいにくの雨となりましたが、午前10時から山車行列が始まり、市内の26団体およそ2000人が市の中心部を練り歩き、街中には威勢のいい掛け声が響き渡っていました。

本祭りももちろん見どころの1つですが、「もっと酒田まつりを楽しみたい!」という方は、19日の夜に開催される宵祭りもおすすめです。高さ22mもの大迫力の立山鉾に明かりがともり、昼とは見違えるほど彩り豊か。酒田ばやしの笛や太鼓の音が響く中、山鉾が巡行される姿には圧巻されることでしょう。


そして、コロナ禍による中止を経て昨年、4年ぶりに復活した「酒田時代行列・酒田花魁道中」が今年も開催!花魁だけでなく、禿(かむろ)や芸者など計14人が出演しました。


また、東京ディズニーリゾートのパレードも行われ、ミッキーマウスなどがが登場すると会場は大歓声!ディズニーリゾートが全国各地で行っているもので、ミッキーマウスやミニーマウスそれに、ドナルドダックなどが車両から手を振ったり、ダンスを踊ったりして祭りを盛り上げてくれました。