春はもうすぐ。大阪の「梅」おすすめスポット6選

大阪には、今が見頃の梅が楽しめるスポットがたくさんあります。
ピンクや白、紅白の花びらなど梅には様々な品種があり、私たちの目を楽しませてくれます。
気軽に行ける公園から植物園、風情漂う神社仏閣まで、可愛い花を咲かせる“梅を楽しみたい”という時におすすめしたいスポットをご紹介します。

ぜひ、一足早い春を感じてみてください。

【大阪市北区】大阪天満宮

菅原道真公を主祭神とし、「天満の天神さん」として信仰を集める「大阪天満宮」。1,000年以上の伝統を持つ夏の天神祭でおなじみですが、梅の名所としても大変名高い神社です。
祀られいる菅原道真公は、幼少の頃より梅を愛したことで有名で、梅にまつわる和歌や漢詩が今も数多く残されています。

境内や星合池には約20品種、約100本の白梅・紅梅が咲いています。2024年2月10日(土)~3月3日(日)には「てんま天神梅まつり」が開催され、期間中行われる「盆梅と刀剣展」では、樹齢200年を越える古木や各種銘木のほか、宝物「天神画像」や歴史上の人物に関わりある刀剣を展示しています。

最寄り駅からも近く、すぐそばに日本一長い商店街「天神橋筋商店街」がある点も魅力です。梅を楽しんだ後は、商店街でグルメやショッピングを楽しむのもおすすめです。

【料金】
参拝無料

てんま天神梅まつり「盆梅と刀剣展」
期間:2024年2月10日(土)~3月3日(日)
拝観料:大人700円(高校生以上)、小人400円(中学生以下)

○スポット情報
スポット名:「大阪天満宮」
住所:大阪府大阪市北区天神橋2-1-8
アクセス:JR「大阪天満宮駅」徒歩1分
参拝時間:5:30〜17:00(授与所は9:00〜17:00)
定休日:無休
電話番号:06-6353-0025
公式サイト
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【豊中市】服部緑地

甲子園球場の約33倍という大阪府下最大級の公園。「日本の都市公園100選」「日本の歴史公園100選」に選ばれ、広大で緑豊かな敷地に陸上競技場や野外音楽堂、レストハウスなど豊富な園内施設が揃っています。開放的な原っぱや遊具ゾーンもあり、老若男女を問わず市民の憩いの場となっています。園内には約20種、約200本の梅の木があり、散策で体を動かしながら楽しめます。

今年の梅林全体としての見頃は2月下旬から3月初旬の見込みとなっています。また、園内には梅林だけでなく、温室やハーブ園、池などが点在しており見どころたっぷり!季節によって見られる生物も変わり、今の季節ならではの野鳥と昆虫とも出会えるかもしれません。色鮮やかな冬の風景をぜひ楽しんでください。

【料金】
無料

【日本民家集落博物館 入館料】
大人500円、高校生300円、小・中学生200円、幼児無料

【都市緑化植物園 入園料】
大人(高校生以上)220円、中学生以下無料、団体(30人以上)150円

○スポット情報
スポット名:「服部緑地」
住所:大阪府豊中市服部緑地1-1
アクセス:北大阪急行「緑地公園駅」徒歩5分
営業時間:施設により異なる。
定休日:施設により異なる。
※詳細は公式サイトを確認
電話番号:06-6862-4945
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【大阪市中央区】大阪城公園

大阪のシンボル「大阪城」は、かの太閤豊臣秀吉が築き、居城とした城郭です。大阪城の桜は大変有名ですが、実は梅の名所でもあることをご存知でしょうか?毎年1月~3月頃にかけて、早咲きから遅咲きまで105品種、1245本の梅の木が私たちを楽しませてくれます。

大阪城では、古くから伝わる梅の観賞方法として、「探梅」「賞梅」「送梅」と段階を踏んで変化を楽しむ方法があります。早咲きの梅を一輪一輪探しながら楽しむ「探梅」、咲きそろった梅を愛で楽しむ「賞梅」、梅林が華やぐ季節の中、散りゆく梅を惜しみながら見送る「送梅」。
その時々で様々な表情を見ることができ、それぞれの特徴を知っているとさらに観賞が深まることでしょう。

【料金】
無料

○スポット情報
スポット名:「大阪城公園」
住所:大阪府大阪市中央区大阪城1-1
アクセス:Osaka Metro「森ノ宮駅」 徒歩1分
営業時間:24時間
定休日:なし
電話番号:06-6755-4146
公式サイト
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【吹田市】万博記念公園

様々な梅の品種を楽しめる万博記念公園。毎年「万博記念公園 梅まつり」が開催され、5500㎡もの敷地に約120品種・約600本、日本庭園では約40品種・約80本もの梅を楽しむことができます。期間中には、チョーヤ梅酒飲み比べや梅スイーツの販売のほか、長浜盆梅展、日本庭園茶室での呈茶、伝統芸能鑑賞、梅マルシェなど、梅づくしのイベントが開催されています。

同期間には、自然文化園のつばきの森で「出雲安寿」や「桃割れ」など、約100品種、約260本の優美なつばきが楽しめる「万博記念公園 つばき祭」も開催しています。ぜひ、待ち遠しい早春のひと時を過ごしください。

【料金】
高校生以上260円、小中学生80円(自然文化園・日本庭園共通)

○スポット情報
スポット名:「万博記念公園」
住所:大阪府大阪市中央区大阪城1-1
アクセス:大阪モノレール「万博記念公園駅」徒歩5分
営業時間:午前9時30分~午後5時(入園は4時30分まで)
定休日:水曜日
電話番号:06-6755-4146
公式サイト
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【大阪市中央区】高津宮

穏やかな時が流れ、喧騒を忘れさせてくれる「高津宮」。桜や大樹が茂る神社として有名ですが、梅が楽しめるスポットとして多くの人が訪れ賑わっています。「高津宮」横にある「高津公園」は、別名「花の公園」とも呼ばれ、約200本の梅の木を眺めながら散歩をすることができます。


毎年2月11日に行われる「献梅祭」では、「仁徳天皇」が皇位につかれたことを喜び、「王仁博士」が詠んだ和歌にちなんで、梅の花を神前に奉献しています。また、落語や古典芸能に縁の深い神社で落語会やとんど祭りなど年間を通して様々な行事が行われています。身も心も癒される、都会のオアシスで一足早い春を楽しみましょう。

【献梅祭】
2024年2月11日(日)

【料金】
無料

○スポット情報
スポット名:「高津宮」
住所:大阪府大阪市中央区高津1-1-29
アクセス:Osaka Metro「谷町九丁目駅」徒歩5分
拝観時間:6:00〜18:00
定休日:なし
電話番号:06-6762-1122
公式サイト

【枚方市】山田池公園

広々とした山田池をたたえる「山田池公園」では、水生花園や花木園など豊かな自然が広がり、四季の植物や街ではあまり見られない野鳥なども暮らしています。園内には約50品種・約320本の梅が植えられ、「鹿児島紅(べに)」や「月影」など、紅梅や白梅、しだれ梅など色形さまざまな花の姿を楽しむことができます。

見頃を迎える頃には、ドリンクや軽食を販売するキッチンカーが出店し、梅を見に訪れた人々のさらなる楽しみとなっています。園路のほとんどが整備されており、コースが豊富で長短やアップダウンも調整しやすいため、ウォーキングやランニングにもおすすめです。

【料金】
無料

○スポット情報
スポット名:「山田池公園」
住所:大阪府枚方市山田池公園1-1
アクセス:京阪バス「出屋敷(山田池公園前)」下車徒歩2分
営業時間:24時間
定休日:なし
電話番号:072-851-4761
公式サイト
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一足早い春の甘い香り。梅の名所で春を感じよう

まだまだ寒い早春の時期、桜よりも先に春の訪れを知らせてくれるのが梅の花。丸くて可愛らしい花は、桜とはまた違った魅力がありますよね。今回は、一足先に春を感じたい時におすすめな梅の名所をご紹介しました。可愛らしく甘い香りに魅了されているうちに、春の足音が聞こえてくるかもしれません。

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